46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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Craft Warriors(クラフトウォリアーズ)無課金日記(52ドット)

クラウォリ

3月もそろそろ終わりを迎えるというのにまだまだ寒い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

なんてことを書き出したら、いよいよ本当に書くことがなくなったみたいですね~

 

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シーズン48の結果報告

週末、リアル都合でログインできなかったので、「今シーズンは無理だわ・・・」と思っていたのですが、意外や意外、維持することができました。

前回のアップデートで報酬の数が激増したので、これまでだったら20個しかもらえなかったジェムが、150個も手に入りました。

まぁ、この150個という報酬も慣れてしまえば当たり前になるのでしょうが、それでもやっぱり最高ランクのリーグに所属している以上、これくらいの報酬はもらえないと、やってられませんからね~

 

略奪資源2倍アップデート

3月18日にアップデートが行われ、ライバルの街を襲って得られる資源が2倍となる仕組みが実装されました。

ただし「得られる資源」にはトロフィーは含まれず、それほどオイシイ話ではないのですが、たまに施設のアップデートをしたいのに資源が足りなくて困ることもあるので、そういうときには役立ちそうです。

左下にある「×2」をに触れると

広告を再生できるようになるので、観てみると

ライバルの選択画面に変化が生まれて

あとは普通にライバルを撃破すると

このように資源が2倍となっております。(ワーイ!)

今回は画像が用意できませんでしたが、さらにこの後ルーンのかけらがもらえる宝箱が出た場合、それを倍にする広告を観ると「さらに倍!」の4倍となります。

もちろんルーンのかけらの宝箱はランダムに登場するので、確実に4倍になるわけではないのですが、それでも4倍の威力は凄まじいので、利用するほうが良いでしょう。(たぶん・・・)

 

通算ログイン日数が330日に

「だからどうした!」といわれればそれまでなのですが、ログイン日数が330日を越えました。

もうちょっとで1年ということで、「何かしらのイベントがあるのかな?」とか「もしかするとプレゼントがもらえるかも?」なんて考えておりますが、どうなんでしょうね?

あと、自分は全くやっていなかったのですが、先日『テクテクテクテク』というスマホゲームがサービスを終了すると発表されました。

ゲーム自体は人気があり、そこそこ多くの人が遊んでいたようですが、どうやらサービスを提供するのにお金がかかりすぎて、無課金のプレイヤーがいる時点で割に合わない商売となり、やればやるほど赤字になっていたのが、主な原因だそうです。

そう考えれば、こうやって自分が無課金で遊びまくっているクラフトウォリアーズは「大丈夫なの?」とか、逆に「めっちゃ課金している人がいるのでは?」なんてことも思いますが、今はとにかく運営に感謝するしかありません。

 

というわけ(?)で、そんな楽しいゲーム、アナタもいかがですか?

 

Craft Warriors (クラフト・ウォリアーズ)
Craft Warriors (クラフト・ウォリアーズ)
開発元:Translimit, Inc.
無料
posted withアプリーチ

 

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またひとり、現場からスタッフが旅立ったハナシ

46歳で20年以上勤めた会社を辞めて、その後いろいろあって、再び同じ仕事(スイミングスクールのコーチ)で働き始めたのが、約1年前、全く初めての土地、初めてのお客さん、初めてのスタッフと、全てが初めて尽くしで、いくら30年近くの経験を持つ自分でも、緊張していました。

 

そんな緊張する現場で最初に仲良くなったのが「彼」であり、年齢でも仕事の経験でも自分の方が上なのですが、職場では先輩として接して、一緒に酒を飲む関係にもなりました。しかし、「彼」はアルバイトから社員にバージョンアップする道を選び、社員になる代わりに大都会に行く条件を飲み、現場を離れて「しばしのお別れ」をしました。

www.maskednishioka.com

 

その「彼」には「彼女」がいて、その「彼女」も同じ現場で働くスタッフで、自分と同じくお酒が好きで、飲みに誘ってくれたことがあり、大変嬉しかったです。そんな「彼女」も「彼」を追って大都会に行くことになり、「しばしのお別れ」となりました。

www.maskednishioka.com

 

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そしてまたひとり、緊張した時期を支えてくれたスタッフが、現場を去ることになりました。

彼の名は「ウメさん」。

本業は大学生のアルバイトで、大学卒業と同時に就職することが決まっており、それでアルバイトも卒業することとなりました。

自分と一緒に働く最後の日、わざわざ「ウメさん」の方から挨拶に来てくれて、少しばかり思い出話をする時間が生まれました。

自分としては、最初のころの緊張をほぐしてくれたありがたい存在であり、またひとりそういう関係のスタッフが現場を去るのは非常に寂しいこと。そして、誰にでも出来るかもしれないけれど、誰もがやりたがらない地味な仕事を、黙々とこなす存在がいなくなることは、現場にとっては痛手になると伝えました。

そして、それを聞いた「ウメさん」からは、一緒にクラスを担当したときの感想を聞くことが出来ました。

「ニシオカさんと一緒に仕事をしたとき、「こりゃ自分には無理だ・・・」と思いましたよ」

そりゃあ30年近く同じ仕事をしてきた人間としては、それぐらい出来て当然なのですが、面と向かってそう言ってもらえるのは、素直にうれしいもので、思わずニヤニヤしてしまいました。

そして最後は固い握手を交わし、またいつか再会することを約束して、しばしのお別れをしました。

今後「ウメさん」は全く違う業種の仕事にするために、かなり大きな会社に勤めることが決まっているので、よほどのことがない限り再会することはないかもしれませんが、今後の人生の楽しみがひとつ増えたような感じがしています。

 

というわけで「ウメさん」、本当にありがとうございます。

面と向かって言えませんでしたが、アナタの「年上を気持ちよくさせる能力」は、きっと就職が決まっている大きな会社でも生かされることでしょう。(もちろん良い意味で)

そういえば、お付き合いしている、いつ結婚していてもおかしくない彼女さんも、年上だったような・・・

そのスキルを生かして偉くなって、いつか飲みに連れて行ってくださいね。

 

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「150円の幸せ」と「土曜日の男」のハナシ

毎週土曜日は、仕事に行くために電車に乗ります。

その電車に乗るための最寄り駅は、歩いて10分ほどの距離にあります。

「歩いて10分」は、充分歩ける距離なのですが、最近は自転車で行きます。

その自転車を駅前の自転車置き場に停めるためには、150円かかります。(1日150円)

その150円を「もったいない」と思うほどの稼ぎしかありませんが、「歩いて10分のところを自転車なら3分で行けるなら、単純計算で往復15分ほど時間短縮となり、その15分を150円で買っていると考えれば、安いのでは?」と思うようにしています。

というわけで、今日(というか、ついさっき)も自転車置き場に愛車を停めて、管理してくれているおじさんに150円を手渡してきました。

そのとき、自分が「お願いします」と言って、おじさんが「いってらっしゃい」と言葉を交わすのが通例となっていたのですが、今日は少し違いました。

「土曜日の男ですね」

もちろん、いきなり言われたのではなく、通例となっている挨拶から言葉のラリーが始まり、その最後におじさんが発したのが、このセリフでした。

どこで聞いたかは忘れましたが、「ちゃんと給食費を払っているんだから、子どもに「いただきます」と言わせるのはおかしい!」という親がいる世の中です。

それを自転車置き場に置き換えたら、自分はちゃんと150円を払っているのだから、「お願いします」と言わなくていいし、おじさんもちゃんと自転車を管理する仕事をしているのだから、「いってらっしゃい」も不要です。

しかし、自分が「土曜日の男」かどうかは置いておいて、それを言われたことで改札に向かうまでの足取りは軽くなり、今日こなさないといけない、割と難しい仕事にも、「よぉ〜し!やったる!」と前向きな姿勢になりました。

「そんな些細なことで浮かれポンチが何を…」とお思いかもしれませんが、人間なんて所詮こんなものじゃないのかな?

なんてことを考えながら、今日もお仕事頑張ってきます。

 

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スイミングスクールにおける「ハインリッヒの法則」のハナシ

昨日書いた記事が、(そこそこ)多くの方に読まれたようです。

www.maskednishioka.com

ブログに書くことによって「悪い事例を広めることに加担するのでは?」とか思って書こうかどうかすら悩んでいたので、正直多くの方の読まれたことに「大丈夫かな?」と弱腰な姿勢でいますが、「終わったことは仕方なし!」そして「同じ過ちを繰り返さないために!」と考えるようにして、弱腰ながら前に進んで行こうと思っています。

 

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さて、そんな自分もスイミングスクールでコーチの仕事をしていますので、同じような事故を起こす可能性のある人間です。

昨日もブログを書いたあと現場に向かい、情報を共有するスタッフと「怖いね」といいながらプールに入り、なんとか無事にレッスンを終えることが出来ました。

そして翌日ツイッターを確認すると、このようなつぶやきを見つけました。

 (しんすけさん、引用させていただきます)

このしんすけさんのプロフィールを見ると「フィットネス系管理職」とありますので、多少の違いはあると思いますが同業者であり、「ハインリッヒの法則」という言葉が出ているということは、そこそこの経験を積まれた方ではないか?と想像しております。

(あと、どうでもいいことなのですが、しんすけさんも同じプロレスファンだと思われ、それが嬉しかったりしております)

 

「ハインリッヒの法則」とは?

自分が「ハインリッヒの法則」という言葉を学んだのは、以前長年勤めていた会社で、耳にタコが出来るくらい言われてきました。

で、ウィキペディアには、このように書かれています。

ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich's law)は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。「ハインリッヒの災害トライアングル定理」または「傷害四角錐」とも呼ばれる。

ハインリッヒの法則 - Wikipedia

簡単に説明すると「1の重大事故が起きるときは、29のちょっとした事故と、300のヒヤリとすることが起きている」ことであり、これを逆に考えると、「ヒヤリとすることが300あるということは、29のちょっとした事故と、1の重大事故が起きる」と捉えることが出来ます。

なので自分が会社から何度も繰り返し言われてきたのは、「いかにヒヤリとすることを減らすか?」であり、いくら重大事故を減らそうと努力しても、ヒヤリとすることが起きているのであれば、その努力は無駄となる。ということです。

 

スイミングスクールでの重大事故は「溺水」

そもそも「ハインリッヒの法則」とは、アメリカでの労働災害を調査したものであり、ちゃんとしたデータを解析して、出た結果です。

蛇足となるかもしれませんが、この「ハインリッヒの法則」に出てくる「1:29:300」という比率が、災害だけじゃなく世の中の事例は全てこの比率で成り立つののでは?と取り上げられ、それが爆笑問題のラジオ番組のコーナーになり、それをまとめた本も出版されています。

爆笑問題のハインリッヒの法則―世の中すべて300対29対1の法則で動いている (祥伝社黄金文庫)

爆笑問題のハインリッヒの法則―世の中すべて300対29対1の法則で動いている (祥伝社黄金文庫)

 

で、真面目なハナシに戻りますが、この「ハインリッヒの法則」における「1つの重大事故」をスイミングスクールに当てはめると、間違いなく「溺水事故」になります。

もちろんそれ以外にも重大事故はありますが、プールという特殊な環境で起きる事故として考えた場合、他では起きない重大事故としては「溺水」となるでしょう。

 

「300のヒヤッとすること」を何とするか?

「スイミングスクールにおける重大事故は溺水」については、たぶん異論はないと思いますが、「300のヒヤリとすること」をどのレベルにするかは様々な論があると思われます。

そして、そしてそれをどう捉えているか?で、スイミングスクールの危機管理能力がわかるかもしれません。

例えば、プールサイドに子どもがいるシーンで、3つの事例を挙げてみます。

  1. プールサイドを走る子ども同士が衝突しそうになる
  2. プールサイドを子どもが走る
  3. プールサイドで子どもが立っている

(1)については多くの人が「危ない!」と感じるでしょうから、「ヒヤリとする事例」に入りやすいでしょうが、(2)の「走る」については、ヒヤリとするかどうかは意見が分かれるかもしれません。さらに(3)の「立っている」なんて、当たり前のことで、ヒヤリすることの方が過剰なのでは?と思われるかもしれませんが、これを怖いと感じるスタッフが多いスイミングスクールは安全だと思います。

 

「コーチが子どもを見ていない」をヒヤリとするか?

先ほどの事例を「溺水事故」に当てはめた場合、「コーチが子どもを見ていない」ことをヒヤリとするかどうかで、重大事故(溺水事故)を防ぐことができるかどうかになります。

ここで一般の方からすれば、「コーチが子どもを見るのは当たり前でしょ!」と思われるかもしれませんが、レッスンの間にはさまざまなことが起こり、コーチが他のことに気を取られる場面は多々あります。

例えばレッスンに遅れてきた子どもの対応をしたり、子どものつけているゴーグルが緩いからゴムの調整をしたり、隣のコーチから話しかけられて対応していたり、そもそもコーチがひとりの子どもを教えているときも、「コーチが子どもを見ていない」状態となるわけですから、意外とそういう状況が生まれているわけです。

 

ヒヤリとするから改善する

で、それを他のコーチが見たときにヒヤリとするのであれば、その状態が続くことを「怖い」と感じ、そうならないように改善していきます。

しかし、スイミングスクールのコーチの仕事というのは、どうしても視野が狭くなりがちで、普段から「安全第一」と唱えているコーチ(自分)でも、熱くなって焦点が定まってしまい、周りが見えない状態になることがあります。

それを第三者から見てもらい、その意見を素直に受け止めることでやっと改善できるものなので、簡単なことのように思えて、意外と難しいことです。

 

ヒヤリを減らすから重大事故が起きない

つまり、「ハインリッヒの法則」的に考えると、コーチが見ていないことを「ヒヤリとする事例」と捉えることで改善し、その積み重ねが「重大(溺水)事故」を起こさないことに繋がるということです。

前述したように、いくら重大事故を減らそうと努力しても、ヒヤリとすることが起きているのであれば、その努力は無駄となる。わけで、コーチが見ていないことを何とも思わない場合、その回数が300に達したときは、重大事故が起きてもおかしくない、ということですね。

 

どこでも起きる可能性がある

前回書いた記事の内容と重複しますが、スイミングスクールも人材不足状態であり、高いスキルを持ったスタッフの確保や育成は、かなり難しい状態だと思われます。

高校まで水泳をやっていた大学生に、数週間の研修をしただけで一人前のコーチとしてデビューさせ、「あとは自分で勉強しなさい」と言うだけでスキルを高める努力をしない(もしくはできない)スイミングスクールは、たくさんあると思われます。

なので、ここまで書いてきたように、「コーチが見ていない」ことを「ヒヤリとする事例」と捉える教育をすることができておらず、最初に紹介したしんすけさんのつぶやきにあるように、「ハインリッヒの法則とか教えてないんだろうなぁ」と思われても仕方がありません。

もちろんそういう教育をしている現場もたくさんあるでしょうが、それはそれで「厳しい職場」と捉えられて若いスタッフの確保が難しくなるという問題もありますので、なかなか簡単な話ではありません。

というわけで、残念ながら「スイミングスクールにおける重大事故」は、どこででも起きる可能性があり、ヒヤリとすることが積み重なったとき、再び溺水事故が起きるかもしれません。

 

もちろん自分も当事者としてそういう事故を起こす可能性のある人間ですので、気を引き締めて、ヒヤリすることがないように、精進して参ります。

 

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ティップネス川崎店で起きた溺水事故のハナシ

去る3月16日(土)、大手フィットネスクラブのティップネス川崎店で子どもが溺れ、救急搬送される事故が発生しました。(現在は治療中とのこと)

ただ、残念ながらスイミングスクールにおける溺水事故については年に数回起こっており、(不謹慎かもしれませんが)決して珍しいことではありません。

正直、今回起きた事故に対し、長年スイミングスクールのコーチをしている人間とすれば、「またか・・・」と思うのと同時に「自分のところじゃなくてよかった・・・」とも思っているのでは?という感覚を持っています。

もちろん自分もスイミングスクールでコーチの仕事をしており、決して他人事ではありません。正直、事故のことを知ってプールに入るのが怖いですし、出来ることなら仕事を休みたい気分です。

しかし、こういうことを見聞きして「怖い・・・」と感じながら指導するコーチは、子どもを溺れさせる可能性が低くなり、逆に「平気平気!」と思ってやっているコーチは、過信が仇となり事故を起こす可能性が高くなる、と学んできました。

なので、今回記事の趣旨としては自分への戒めも込めて、調べたことのまとめと感想などを書いてみます。

 

 

ティップネス川崎店

事故が起きたのはティップネスの川崎店で、子ども中心のスイミングスクールではなく、フィットネスクラブとして運営されている店舗のようです。

kids.tipness.co.jp

 

溺れたのは4歳児

ティップネスの公式発表には、溺れたのは4歳児であることが書かれています。

【事故報告】
3月16日(土)ティップネス川崎店 スイミングスクールにて4歳のお子様がレッスン中に溺れる事故が発生致しました。事故にあわれたお子様は現在、治療中です。

重要なお知らせ | 川崎の運動スクール・スポーツクラブ【ティップネス・キッズ】川崎店

 

事故時の様子

事故当日、同じ時間のクラスに子どもを通わせている保護者と思われる方の書き込みがありました。

昨日3/16川崎のティップネスでキッズスイミングに行ったら隣グループの子供がプールに沈んでいて、引き上げると青い顔で口から泡を吹いていました。
急いでコーチが人工呼吸と心臓マッサージをしていましたが救急車で運ばれていきました。

https://women.benesse.ne.jp/forum/zboca040?CONTENTS_ID=01960101&MESSAGE_ID=311533&SEARCH=no#

上記の掲示板サイトに書かれている情報をまとめると、こんな感じになります。

  • 当日は保護者がプールサイドで参観できる日だった
  • 溺れた子どもの保護者もプールサイドにいた
  • 事故後もレッスンは継続して行われた
  • 泳力は少し泳げる程度(ケノビ)が出来るくらいまでのクラス
  • 事故後救急隊が到着したときに呼吸はしていたが意識の回復は不明

現在知ることの出来る情報では、事故にあった子どもは治療中ということしかわかりませんので、大変気になるところではありますが、今は回復を祈ることしか出来ません。

そして同じ業界で働く人間として、同じ過ちが起こらないように尽力していきます。

 

ティップネスの対応(その1)

上記には「事故後もレッスンは継続された」とあり、そこだけを見ると運営方針に対し疑問を持ちますが、ティップネスの対応としては迅速で、事故の翌日にはHPに対応の掲載と、その後会員へのメール配信などが行われています。

保護者の皆さま

平素はティップネス・キッズスクールをご利用いただき誠にありがとうございます。

表題の件、3月16日(土)にキッズスクールにて事故が発生しました。
つきましては全社緊急安全対策を実施するため、3月18日(月)より3月23日(土)まで
全てのキッズスクール及び短期教室を休講とさせていただきます。

重要なお知らせ | 川崎の運動スクール・スポーツクラブ【ティップネス・キッズ】川崎店

あくまでも企業目線となりますが、事故が起きたのが土曜日で、普通に考えれば会社の動きはストップしており、月曜日から対策等の話し合いが行われることを考えれば、迅速といえるのではないでしょうか。

ただ、事故の翌日にはレッスンの休講を「3月18日(月)より3月23日(土)まで」としていたのが、その後(19日)に「3月17日~3月31日」となっていますので、決定権を持つ上層部の混乱と、事態を重く受け止めたことが伺えます。 (川崎店のみ31日まで休講で、その他の店舗は21日まで休講)

 

ティップネスの対応(その2)

上記公式サイトの内容には今後の対策が書かれており、それをまとめるとこんな感じになります。

  • 今回の事故を受け3月17日~3月31日の15日間休講とする(川崎店のみ)
  • その間、安全に関する研修を行う
  • 15日間の休講分は返金を行う
  • 再開時の全店追加安全対策(以下)を決定
  • ヘルパーの使用方法の見直し
  • 水中ベンチの使用方法の見直し
  • レッスン中の点呼(人数確認)方法の変更
  • プール監視員の増員

*あくまでも筆者の解釈なので、正式な内容は公式サイトからご確認ください。

正直、一応プロとしてやっている自分からすると、決して画期的でも目新しい内容でもありませんが、こういう基本的なことを、危険意識を高く保って続けることは非常に難しいことだというのは理解できます。

なので一般の方からすると、「今までやってなかったの?」という感想を持たれるかもしれませんが、限られた時間の中で出せる対応策としては、これ以上の内容は飛躍し過ぎることになり、逆に現実味が無くなると思われます。

 

保護者の感想

しかし、子どもを持つ保護者の目線はシビアで、事故が起きたことを運営からではなくSNSで知ったことや、違う店舗に通っている会員への情報の開示が無かった(何が起こったのか、スタッフに聞いても教えてくれない)ことに不満を持ち、別のスイミングスクールへの移籍や、休会を検討する声が掲示板に出ています。

また、そもそも子どもの人数が多かったのに、さらに「友達紹介キャンペーン」と書かれたチラシを配られていたとか、子どもの人数に対してコーチの数が適正ではないとか、それまでに溜まっていた鬱憤が爆発する形となり、前述した掲示板にはた店舗に子どもを通わせる保護者からの意見も書かれてありました。

(尚、掲示板については閉じられる可能性があります)

 

個人的な感想

残念ながら、最初に書いたように、年に数度はこういう事故が起きています。

幸い自分は同じようなことが起きたことがありませんが、いつ起きてもおかしくないと思って働いています。

「子どもを絶対に溺れさせない方法は、プールに入れないこと」という言葉があるくらい、プールに事故はつきもので、指導するコーチは「怖い・・・」と思いながら指導するくらいがちょうどいいのです。

しかし、そんな「怖い・・・」と思うような仕事を若い人がやりたがるはずも無く、そういうイメージを払拭しないと人材確保が出来ないという面もあります。

今回の事故を受け、ティップネスは「監視員を増やす」という安全対策を打ち出しましたが、果たしてその人員を確保できるのか?そしてその新しい人員に「怖い・・・」と思わせることが出来るのか?もちろん難しいのですが、やらないわけにはいきません。

今後ティップネスは大変だと思いますが、決して他人事ではなく、自分のことと思えるように気を引き締めてプールに入ります。

 

あと、今回事故が起きたクラスを担当していたコーチも気になります。

あくまでも予想ですが、多くのスイミングスクールのコーチの8割くらいはアルバイトなので、今回の担当コーチもそうかもしれません。

今は単純に「事故」となっていますが、今後「刑事事件」となったり「訴訟」という言葉がついてくる可能性があり、もちろんそうなったときには会社が対応してくれるでしょうが、その当事者として無関係とはなりません。

厳しい言い方をすれば「自業自得」なのですが、同業者としては辛い気持ちであり、「自分もその可能性が・・・」と思います。

 

安全なコーチの見分け方

正直、これを書こうかどうしようか?、そして、書いてもしょうがないかな?と思っています。

これを書いてもしょうがないかな?と思うのは、多くの保護者がスイミングスクールを選ぶ基準として優先するのが「月会費の安さ(値段)」であったり、駐車場の有無や駅からの距離や送迎バスの有無などといった「通いやすさ」であったりして、肝心な「コーチの質」が後回しになっていると感じるからです。

今回のような事故は年に数回起きますが、滅多に起きることではありませんし、まさかそんな事故が起きるとは思わずにスクール選びをされるでしょうから、当然だとは思います。

しかし、実際にこうやって事故が起きると意識が変わるかもしれませんので、やっぱり書いておきます。

 

で、物凄く単純明快に説明すると

「子どもを見ているコーチは安全」

これだけです。

 

もし、見ている子どもが溺れたら、どんな下手くそなコーチでも助けます。

よほど狂った人でない限り、普通に働いている人間であれば、目の前の子どもが溺れていたら助けるでしょう。

しかし、どれだけベテランで人気のあって指導の上手いコーチでも、見ていない子どもはどうなっているかわからないので、助けることはできません。

もちろん、ひとりのコーチが複数の子どもを担当するのが当たり前ですから、それを見る技術が必要となります。(前述の安全対策にあった『人数確認』は、これに当たります)

そこで、「怖い・・・」と思っているコーチは子どもから目を離すのが怖いので、ひたすらキョロキョロ目を動かし続けて、担当する子どもの状態を確認します。

もし、何らかの事情で見ることが出来ない場合は、手で触れること(触覚)や耳で聞くこと(聴覚)、つまり五感をフル稼働して同時に複数人の子どもの存在を確認することで、少しでも安全度を高めようとしています。

つまり、安全なコーチの見分け方としては、「子どもを見ているかどうか?」そして「キョロキョロしているか?」で判断できるというわけです。

 

スイミングスクールにおける安全とは・・・

ここから書くことは、さらに余計なことかも知れませんが、「ここまで来たらやってしまえー!」という気分ですので、あえて書いておきます。

保護者のみなさんからすると、熱心に子どもの目を見て話しかけて、手足を持って付っきりで指導してくれるコーチの方が「良いコーチ」と思われるかもしれませんが、その間、誰がそれ以外の子どもを見ているのでしょうか?

その「誰も見ていない時間」が生まれたとき、たまたま何らかの事情で子どもが溺れてしまったら、誰が助けられるのでしょうか?

今回の事故も参観日ということで保護者がプールサイドにいて、たくさんの大人の目があったはずですが、「青い顔で口から泡を吹いていた」状態になるまで、誰も気が付いませんでした。

つまり、安全だけを考えると、コーチは子どもの練習スペースの角に陣取り、そこから全員の動きを見ながら指示するだけの方が、何かあったときの対応は早くて確実です。

しかし、現実はそうはいかず、そうやっているコーチは保護者から「あのコーチ見ているだけで、何も教えてくれない」とクレームを受け、上司から「もっとちゃんと教えなさい!」とか言われて怒られます。

ただし、これは「保護者が危険なコーチを生み出している」なんてことを言うつもりでは無く、それをきちんと指導できる上司がいないことを嘆いているわけです。

 

手前味噌ではありますが、自分はそうやって角に陣取って子どもに指示を出しながら指導をして、それでもそこそこ上達しています。

そりゃあ30年近くやっていれば、それくらい出来るようになりますが、問題はもっとたくさんプールに入る若いコーチがそれを出来るかで、それを指導する立場の上司や会社が、そこのところをどう思っているの?ということです。

もちろん、そんな安全対策を打ち出しても、お客さんは納得してくれないでしょうし、それこそ「今までやってなかったの?」と総ツッコミを喰らうだけでしょうから、表には出せませんが…どうなんでしょうね?

確かに、残念ながらスイミングスクール業界も人材不足で、いかにひとりで指導できるコーチを早く作り出すか?が会社から求められるということも、十分理解しています。

なので、ある程度指導できるコーチばかりが増え、現場責任者の目が行き届かなくなり、ちゃんとした考え方や、何度も書いてきた「怖さ」を教えることが出来なくなるのも、わかります。

もちろん、そんなスイミングスクールばかりではありませんし、今回事故のあったティップネス川崎店でも、そういう(スタッフへの)指導が行われていたにも関わらず、事故が起きてしまったのかもしれません。

しかし、こうやって事故が起きてしまった以上、これまでのやり方を改める必要がありますし、事故が起きていない現場でも気を引き締める必要があります。

ですが、実際のところは、極々基本的なことをいかに浸透させるか?だと思うんですけどね〜。

 

最後に

これを書いたところで、今回の事故に遭った子どもが回復するわけでもありませんし、決して事故が起きたスクールを糾弾するつもりもありません。

なので、この記事自体、書くかどうかも迷いました。

ただ、同じ業界で長年働いてきた人間として、このような事故を二度と起こさないために、これまでにやってきたことで何が伝えれるか?と考えた場合、ただただ「怖いと・・・」と感じながら「見る」だけなのです。

残念ながら自分は会社を辞め、今はフリーの指導者として週に2回だけ働く身で、責任者として陣頭指揮を執ることも、若いスタッフを一から育成することも出来ません。

そこでこうやって文字にすることで、少しでも伝わば、それが業界のためになるのでは?と考えた次第です。

あとは、ただただ回復を祈りつつ、これで終わりとします。

最後までお読み頂きありがとうございます。