またひとつ素晴らしい映画を観ることができました。
火星に一人きり己の能力を頼りに生きていくと決めて次々と難題を解決していく。
男の名はジェイソン・ボーン・・・じゃない人。
結論から言おう!すんばらしい!
ストーリーは、火星探索かなんかで火星にいた6人だが、急激な気象変化(嵐)で一人が吹っ飛ばされてします。何とか5人はロケットに乗って助かったが一人は見捨てられる。しかし、その一人の男は幸いにも生きていた。通信は途絶え食料も限られていて次に火星に誰かが来るのは4年後ってことはわかっている。さてどうしよう。って感じです。
観終わって素晴らしくよかったと思いました。その証拠に一切眠たくならなかった。
もしかしたら、最近眠くなるのをたくさん観たからかもしれませんけどね。
自分なりにオススメポイントをまとめる
- ネガティブな感情表現が少なかった
- 家族への愛みたいなのが無かった
- グロ要素は一切皆無
主人公がとにかくポジティブで、結構な失敗を(水を作る為に実験装置を作って成功か?と思った瞬間に爆発で吹っ飛ばされるのは笑った)するのですが、髪の毛ちりちりになりながら再挑戦するシーンなんて、もう前向きで好感が持てます。
映画の中で主人公に家族がいるようには描かれていませんでした。設定上どうなっているかはわかりませんが、そのおかげで家族とやり取りして『家族のために何としてでも地球に帰るから!』みたいなお涙ちょうだいシーンがありません。(ただ、生き残ったけどまだ宇宙にいる5人の乗組員はありました)こういうシーンがなかったのが自分は良かったです。
物語上何度かピンチが訪れますが、その原因が爆発であることが多かったです。しかし血を流して大変!とか骨が折れて足を引きずるとかは一切無し。冒頭のシーンでも吹き飛ばされてお腹に棒状のものが突き刺さるのですが、自分で抜いて自分でホッチキスでバチン!で終わりです。『主人公がケガと痛みと戦いながら、この先どうなる!?』というような設定は作らず。淡々と火星脱出に突き進んでいく。しかしそれでも地球に帰るのは難しいぞ!と思わせてくれます。人によっては物足りない?自分には余計なストレスがなく好感が持てました。
あえて言うなら孤独と恐怖への対処の描き方が不十分
先程書いたこととは大いに矛盾しますが、主人公が孤独や恐怖に悩まされそれを克服するような描写がほとんどありません。とにかく主人公は前向きです。でも、その部分を表現していたら中途半端になっていたかもしれませんね。
自分の勝手な妄想
観ていて、勝手に主人公に自分の姿を重ねてしまいました。
地球から離れ火星に一人、己の能力だけで生き残る必要があります。
(会社から離れPCの前に一人、書くことだけで生き残る必要があります。)
仲間が迎えに来るのは4年後、それまでに自分で食料も育てなければなりません。
(嫁が認めてくれるのは半年、それまでにブログという畑を育てないといけません。)
失敗しても下を向いているヒマはありません。決してあきらめずやるしかありません。
(PVが低くても凹んでるヒマはありません。書いて書いて書くしかありません。)
いつか地球に戻れることを信じて。
(いや、自分は会社には戻らんよ。)
最後、エンディングみたいなのが終わって、スタッフロールが流れるときに音楽が変わりますが『アイワズ ペチャパイ』が聴けます。
でわ、股!!
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