劇場公開されたときに観に行きたかったけど仕事やなんやかんやで行けず。
時間の経過とともにその存在を忘れられていた映画。
ここで合ったが百年目というわけではないですが、観てみました。
話は単純明快
実際にあったハナシだそうですが、『小説は事実より奇なり』です。
タリバンを偵察しに行くネイビーシールズが偶然現地の山羊飼いの親子3人にバッタリ出会ってしまう。迷った挙句逃がしてあげたら仲間を呼ばれてあっという間に囲まれてやられそうになるので応戦開始。しかし、いくら鍛え上げた男達でも多勢に無勢で戦況は厳しくなる一方の上山岳地帯で無線は通じずなすすべなし。やっと衛星電話がつながって応援呼べたと思ったら、今度は不運にも護衛ヘリ(アパッチ)が出払っており、応援に来たヘリが打ち落とされてしまってもうどうしようもない。さていかに・・・
描写がリアル
当たり前ですがネイビーシールズの演技指導といいますかアドバイスがあって、戦場に向かうまでのキャンプでの行動や、新人がメンバーに認められるための儀式なども描かれています。そうでもしないと楽しみがないんでしょうかね。
とにかく窮地の連続
物語の途中から主人公の部隊は窮地の連続に見舞われます。撃たれる崖から転げ落ちるロケット砲(RPG?)で吹っ飛ばされる。捻挫するあちこち切れる出血する指も吹っ飛ぶ骨折れる骨飛び出す。でも、そんなにグロいわけではないのでご安心ください。
肉体以上に精神的に鍛え上げられた男達
こんな窮地の中でも主人公達は一切弱音を吐きません。やられまくっているのに『あいつら皆殺しにしてやる!』とか言い出します。別に気が狂ったとか精神的に参ったということではなく、普通に『まだやれる!』というふうに描かれています。この諦めない精神が凄いと思いますし、序盤に描かれる厳しい訓練の賜物かと思わされます。
物語とは無関係な部分で自分が思ったこと
ヒゲ率が高い
エンディング前に兵士達本人の画像がが出てくるのですが、ヒゲ面の人が多い。自分は今伸ばしているのでカッコイイ。
アフガンという国の中でも違うもんだ
物語の終盤、主人公はアフガンの親子に助けられるのですが、ここからちょっとハナシが変ってきます。国が違ってもカッコイイ人はカッコイイと思えます。
残念ながら劇場で観ることはできませんでしたが、家のTVでも観れてよかったと思います。これで死ぬまでにやり残したことひとつをこなせた、と言えば大げさでしょうかね。
でわ、股!!