46歳で退職してブロガーになってみた

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働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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高校生の自分へ

おーい!まだマスクを被る前のただの高校生のニシオカよ。

今日は未来の自分からお前に話がある。

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お前は高校生なのにまったく勉強せず、覚えたばかりの麻雀に没頭して、つっちゃんや山さんの家に入り浸っているだろう。学校の勉強はしないのに、麻雀を覚えるために本を買って点数計算なんか勉強するけれど、そのわりにたいして麻雀が強くなるわけじゃないし、プロになるわけでもないからほどほどにしとけよ。

そして高校の友達と卓を囲んでいるときに、お前はこんな本音を漏らす。

「オレに結婚なんて出来るのだろうか…」と。

確かにお前は高校生くらいまでは全くモテない。好きな子が出来ても告白すら出来ないし、出来たとしても確実に振られる。そりゃぁそれまでの人生を振り返ればそう思うのは当然だ。しかし大丈夫、お前は約10年後にある女性と出会い、その女性と結婚することになる。そしてその女性とは20年以上生活を共にし、その後一生頭が上がらない存在になる。

 

お前は高校卒業後の進路について、本当は子どものときからやっていた水泳の仕事に就きたいと思うが、母親に言われて別の道を模索する、そして出した答えが調理師の専門学校に行くことだが、これはやめといたほうがいい。なぜなら結局は水泳の仕事がしたくて、調理師を辞めてしまうからだ。

お母さん、アナタの息子は数ヶ月でケツを割ります。好きなことをやらせたほうが良いですよ。

調理師の仕事を辞めたお前は、高校時代のつてを頼ってプール監視の仕事にありつき、そのあと中学の先輩の紹介で、スイミングスクールのコーチのアルバイトを始めることになる。まだ景気が良い時代だから、会社が社員として採用してくれて、お前は水泳コーチとしてスイミングスクールで働くことになる。それが20歳の頃だ。

 

それから車を買って酒を覚えて遊ぶようにもなるが、あいかわらず女性にはモテないし、好きな女性が出来ても上手くいかないから結婚なんて無縁だと思うだろう。だが大丈夫、運命の女性と出会うのはまだ5年ほど先の話だ。

仕事は順調…といいたいところだが、そうはいかない。いろいろ失敗するし、めちゃちゃ怒られる。上司の車を運転してぶつけたり、酔っ払って調子に乗って先輩に偉そうな口を叩いて顔面に頭突きをくらって鼻血ブーになったり、最終電車に間に合わないからと走ってホームと電車の隙間に足を挟んで「腐るんじゃないか」と思われるほど内出血をしたり、お客さんからクレームをもらうなんて当たり前で、管理すべき会社の金を誰かに盗まれることもある。正直いって無茶苦茶だ、

しかし辞めてはいけない。なぜなら運命の女性は、水泳の仕事をしていて出会うからだ。

 

その女性はお前の現場のお客さんで、お前のクラスの生徒だ。ある晩、お客さんが開く忘年会にコーチがお呼ばれするときが来る。そのときに店が狭くて座るところがなくてコーチはみんな立っていて、そこに半分席を空けて「座ります?」といってくれる女性、それが将来お前の嫁さんになる人だ。

そのあとお前は、その女性の家の電話番号を手に入れて、デートに誘う電話をかけるかどうか1時間以上悩むことになる。確かにこれまでモテなかったから自信はないだろう、そしてお客さんに手を出すという危険な橋でもある、家にある黒い電話のダイヤルを回すのを躊躇するのはわかる、だが大丈夫だ、その女性は風邪を引いて熱を出して朦朧としている。早く電話を切りたいから、すぐにOKの返事がもらえるだろう。

 

4歳上の女性と付き合うことになったお前は、いろいろあって結婚を決意する。それは職場にいた女性の先輩が寿退社することになり、コーチのみんなで送別会を開いた日に、その先輩がいままでに見せたことのない笑顔を見せてお前はこう思うんだ「結婚って、これだけ女性を幸せにするんだ」と。

そして送別会の帰り道、駅の公衆電話から彼女の家に電話をし、結婚の意志を相手に伝えることになる。それまでに相手の気持ちも固まっていて、周りの後押しもあるから大丈夫だ。

付き合っている間に、彼女の家に電話して相手のお母ちゃんが電話に出て、「うちの娘と結婚する気はありますか?」とやんわり聞かれることもあったが、実は阪神大震災が起きた日の朝に真っ先に電話をくれたことで、お前のことをすごく気に入ってくれていて、お前が結婚を決意する日を待ってくれているから、大丈夫だ。

 

ちょうど結婚を決めたころ、お前の勤める会社は一度倒産して新しく立ち上げている。会社がどうなるか?仕事が続けられるかどうか?不安もありながらの結婚だ。それでも彼女は「私が働けばなんとかなるでしょ」といってお前を受け入れてくれる。

結婚してからお前には子どもが出来る、残念ながら子どもは嫁さんのお腹の中で、大きくなることを止めてしまう。病院から帰ってきて泣き崩れる嫁さんに、お前はなんて声をかけていいかわからなくなり、ただ「大丈夫」と背中をさするしかできないが、それでいいだろう。

 

そしてそれから20年、お前は水泳のコーチとして働く。もちろん仕事は失敗の連続だから死ぬほど怒られて、途中でうつ病を疑って精神科に通うことにもなる。だが、泥水をすすった分だけ強くなる。数々の失敗はすべて周りの人の助けで何とかなる。だから失敗する人の気持ちがわかるようになる。自分が上手くいくためには周りの人を助けることが必要だと感じるようになる。そうやって会社で学んで成長していく。

しかし会社は大きくなるために変わっていく、人を大事にすることを学ばせてくれた会社は、大きくなるために人を犠牲にするようになる。お前は会社に対して、育ててくれた恩を返したら辞めようと考え始める。かといって何か別にやりたいことがあるわけではないし、当然嫁さんに心配も迷惑もかけるから悩むことになる。

しかし心配するな、お前は46歳で会社を辞めてマスクを被ってはてなブログでデビューをして、また多くの人に支えられるようになる。嫁さんもブログのアクセスが増えたことを、うれしそうに報告するお前を見て喜んでくれる。もちろん収入は以前の十分の一以下になるけど、何とかなる。

 

残念ながら今の自分が高校生のお前に教えれるのはここまでだ。ここから先は今の自分にもどうなるかわからない。いつかまた、こうやって伝えられる日が来るかもしれないが、それまで生きているかどうかもわからないしな。

ただ確実にいえることは、お前の嫁さんとなる人を絶対に大切にしておけよ。お前はその女性に対して一生頭が上がらなくなる。世の中には星の数ほどの女性がいるが、仕事を辞めて再就職もせず、ブログを書いて得られるわずかな収入しかないくせに、モンハンの新作を買うような男と一緒にいてくれる女性なんて、地球上にひとりしかいないだろうからな。

とにかくお前の人生これからいろいろあるけれど、とりあえず結婚もして、47歳になるまでは何とかなるから安心しろ。ただ会社を辞めた後の健康診断で散々な結果が出るから、暴飲暴食は避けて仕事は辞めても運動は続けたほうがいい。ま、難しいだろうけどな。

じゃあな。

 

という記事を、ツイッターでリクエストをいただいた、あんころさまに。

 

でわ、股!!

 

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