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働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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学校水泳でプールの飛び込みを禁止にする流れ

どうも、マスクド・ニシオカです。二日酔い。でも楽しいお酒。

今年の7月に、東京の水泳の授業中に飛び込みをしてプールの底で頭をぶつけて、首を骨折するという事故がありました。それを受けて教育委員会としては飛び込みのスタートをやめ、水中からのスタートのみで指導するように指針を発表しました。

www.kyoiku.metro.tokyo.jp

都立学校の体育の水泳授業や水泳大会などの学校行事において、「スタート」を指導する場合は、事故防止の観点から、平成29年度以降は、原則として水中からの「スタート」とする。

それに対してヤフーのアンケートで「飛び込みを禁止にする必要はない」という意見が多く、「そのうち体育すらなくなる」というようなことがいわれているようです。(2016/11/30時点)

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bylines.news.yahoo.co.jp

スイミングスクールで仕事をしていた自分としては、この問題がどうなるか予測は出来ませんが、飛び込み指導というのがどういうものかはわかっていますので、その観点から書いてみます。

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スイミングスクールでの飛び込み指導

自分がいた会社では、もう何年も前に通常のレッスンでは飛び込みを禁止にしていました。26年ほどスイミングの仕事をしていましたが、その間に他のスクールなどで飛込みが原因でケガをする事故があり、それで早々に会社は飛び込み禁止を決めました。ただ、競技をする場合には飛び込みは必要なので、競技に出る選手クラスなどでは飛込みが行われています。なので、飛び込みをやったことのない子どもに、指導しなければならないという状況になります。実際に飛び込みの指導をするにあたり、指導するコーチが苦労する点をまとめます。

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時間がかかる

飛び込みの指導は危険なので、ひとりのコーチが子ども一人ずつ補助をしてやります。すると当然、膨大な時間を取られます。単純にコーチひとりで子ども15人に指導するとなると、子どもひとりに30秒かけたとして全員が1回やるのに7~8分かかります。60分レッスンとすると平均して7~8回しか出来ません。もちろん、水中に台を置いて危険度が少ない状況で練習するというやり方はありますが、それでも最終的に水面以上の高さから飛び込む場合には、ひとりずつ補助するので時間がかかります。

リスクが大きい

水泳競技のルール上、飛込みが絶対に必要ではなくて水中からのスタートでも失格にはなりません。当然コンマ1秒を競うとなるとそれでは負けてしまうので、結果飛び込みの技術が必要になります。しかしその技術を学ぶのに指導するコーチのリスクは高すぎます。飛び込みは一瞬の出来事ですから、いくらコーチが安全に指導していても、飛び込む子どもの体調や精神状況次第で事故に繋がります。その一瞬でコーチは事故の責任者になるわけですからリスクが高すぎるといっても過言ではないでしょう。

環境が整わない

水泳の飛び込み競技用のプールには、その多くは水深5mとなっています。しかしこれは飛び込んだ選手がプールの底を目指さない、すぐに浮上することを基準として5mあれば大丈夫ということです。実際に高いところからでもなくプールサイドから水深5mに、頭から急角度で飛び込んでみれば底まで行くことが出来ます。

スイミングスクールのプールの水深は、多くの場合1.0~1.4mです。もっと浅いプールもありますしもっと深いプールもありますが、子どもに水泳指導をする場合あまり深すぎるとコーチが水中で歩きづらく指導できません。となると、急角度で飛び込めばすぐにプールの底になります。残念ながらその環境だけは変えられません。世の中には水深を変えられるプールも存在しますが、もちろんお高くなっております。

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学校での飛び込みをどう思うか

先程のヤフーのアンケートに、自分は「禁止すべき」と答えました。多くの人がいうように自分も、なんでもかんでも禁止にするのは反対ですが、実情として安全に指導出来る人が追いついていないので、一旦禁止というスタンスです。飛び込み指導のノウハウはいろんなところで研究されていて、安全な方法は確立されています。しかしそれが流通していないというか指導する人(先生)に指導されていないので、禁止と判断します。

この飛び込み指導禁止の通達を、学校の先生たちがどう思うかわかりませんが、きっと先生たちからすれば「やらなくていい理由、お題名目が出来た」と感じている人もいるのではないでしょうか。難しいのは熱心に指導したいけれど、研究していない指導者で、この指導者に当たった子どもが事故の犠牲となります。飛び込みをさせるなら、研究を重ねて安全な飛び込みのやり方を出来るような環境が整うことを願います。

 

スイミングのことをまとめてみました!

スイミングスクールで26年水泳コーチの仕事をやってきて思うことのまとめ - 働けおっさんブロガー

 

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